みやこ内科クリニック ジムチョーのブログ

春日井市で内科をやっているみやこ内科クリニックです。開業するまでのことや開業からのことをブログにしています。クリニックを開業したい方は参考にしてみてください。医療の可能性はまだまだあると思います。

誰にでもできることとできないことがある

乾燥でのどをやってしまったので桔梗湯を飲んでいる。

どうも、ジムチョーです。

 

僕が制作する院内掲示は書類っぽくてなんとも味気ない。

 

自分でもそう思います。

 

それで、もものたねが一工夫

f:id:ichiro-ishiguro:20171109111621j:plain

 

この吹き出しを作ってくれました。

 

遊びに来てサッとこれを作ってくれるわけです。

 

f:id:ichiro-ishiguro:20171109111537j:plain

 

 

「これ、なんか足りなくないですか?」もものたね本人が言う。

 

そうかな?と思いつつ。

 

クリニックでは「ジョー」って言われているスタッフに。

 

これ、可愛くならないかなって相談して

 

30分後

 

できたのが、これです。

 

f:id:ichiro-ishiguro:20171109112258j:plain

 

f:id:ichiro-ishiguro:20171109112237j:plain

 

おやま~~~。

 

いろんな色を使うって発想が僕にはなかった。

 

ふぅ~~~。

 

「どうですかね?」と笑顔で言うジョー

 

100点や!!

 

僕が1万人いてもこれを作ることはできない。

 

ジョーはこういうのが得意だろうなって思ってはいたのですが。

 

サラサラサラって自分の想像を軽々超えられる。

 

できることとできないことの差ですな。

 

僕は人前で講師をしたり、経営をしたりと。

 

すごいねって言われることが多いですが。

 

でも、相手の土俵に上がったら何もできないのです。

 

クリニックの業務においては、ほんと役立たず。

 

買い物以外何もできん。

 

そして、うちの仲間の才能を知れた瞬間。

 

その瞬間が、僕にはたまらなくうれしい時間です。

 

やっぱりやれることとやれないことがある

僕は別の資料を作成しに自宅へ。

戻ると、これが机の上に置いてありました。

 

f:id:ichiro-ishiguro:20171110054238j:plain

「ジムチョー

すみません

ラミネート失敗してしまいました。

もう一枚頂けますか?」

 

あれだけ綺麗に作ったのに。

 

ラミネートを失敗して台無しにしてしまった。

 

本人は下向いてるけど。

 

院長と僕は爆笑。

 

ラミネートは別のスタッフがやることに。

 

これだけ綺麗のものが作れてもラミネートはできない。

 

ラミネートを失敗しないスタッフがいるのでその人がやる。

 

全員でバトンを渡していかないと完成しないってのが、うちの特徴ですな。

 

院内掲示一個にも笑いあり。

 

この掲示物の内容は、内科だけどタコやマメの治療もしていますよって内容です。

 

miyako-cl.jimdo.com

いいものじゃなく、その場のみんなを参加させる

進撃の巨人にはまっている、どうもジムチョーです。

 

クリニックのポップを作りました。

 

f:id:ichiro-ishiguro:20171106202306j:plain

 

院内掲示はスタッフのアイディアを総動員しています。

 

院長の兄が「鼻炎のお知らせを作って。」と僕にメールが届きます。

 

僕がその内容を箇条書きにします。

 

それをもものたねに渡す。

 

もものたねが作ります。

 

その場にいるスタッフにどうしたらよりかわいくなるかの意見を求める。

 

この時は注意しないとあかんのです。

 

欠点に目が行かないように、前向きな意見としょうもない意見を僕が最初に出す。

 

「そんなしょぼい意見より自分の方がいい」って思ったら意見を出してくれます。

 

立場的にもキャラクター的にも僕の役割はここです。

 

僕であれば怒られることもないし。

 

しょぼいって周りに思われても院長の弟なのでね。

 

その場にいる人の意見を一個は入れるようにします。

 

こうやって、みんなで練り上げる。

 

これで終わりじゃないです。

 

どこに置くのかを先輩が決めます。

 

ウロウロとしながら。ポンって置きます。

 

これもセンスでして、この決定は任せます。

 

そして、その周りにトトロの人形を置いたりしてくれます。

 

ここでフィニッシュ!!

 

院長からスタートしたリレーはこのように完成します。

 

だから、誰が作ったってわけではなく。

 

みんなで作ってます。

 

そんな感じで院内掲示も楽しんでもらえればって思います。

 

わかりにくい才能は積極的に見つけてみんなに言おう

無意味にでかい目が乾燥するだけ、どうもジムチョーです。

 

最近クリニックのスタッフ教育などを言われますが。

 

「きれいに掃除してくれてますね、うれしいです。」

とすぐに言うこと。

 

僕はいろいろ見て気付こうと努力はしています。

 

こうしろって言われるのと受け取るほうは違いますよね。

 

僕がお世話になっている先生に教えてもらいました。

 

わかりやすい才能とわかりにくい才能

わかりやすい才能

 

例えば、男前。

 

わかりやすいですよね、好き嫌いはあっても男前は才能です。

 

他にも絵が上手いとか歌が上手いとか。

 

見た瞬間「すごい」とわかる。

 

これがわかりやすい才能。

 

わかりにくい才能

病気にならない。

 

皆勤賞ってすごいじゃないですか。

 

何年もかけてやっと評価される。

 

他にも。

 

いつも機嫌がいい。

 

業務をサボらない。

 

掃除を丁寧にやる。

 

めんどくさいことを率先して行う。

 

偉そうにしない。

 

などなど。

 

これらは、わかりにくい才能です。

 

わかりにくい才能は、わかりやすい才能よりも。

 

断然、貴重です。

 

わかりやすい才能は、誰から見てもすごい。

 

すぐにわかるので別に意識をしなくてもわかる。

 

でもわかりにくい才能って、一緒に仕事をしないとわからない。

 

一緒に仕事をしていてもその人を見ていないとわからない。

 

一緒に業務を行う上でどうですかね?

 

機嫌よく丁寧に仕事をしてくれる方が僕は安心感があります。

 

一応、雇用している側からすると。

 

病気にならない、というのは本当にありがたいです。

 

アメフトにこんな言葉があります。

 

「攻撃はチケットを売り、防御は勝利を生む。」

 

点数がゴンゴン入ればそれは魅力的ですよね。

 

防御は点数が入らないので地味です。

 

でも勝てる。

 

組織として機能するためには、わかりにくい才能を引き出すことが鍵です。

 

このわかりにくい才能。

 

本人も気がついていないことが多いです。

 

わかりにくい才能を引き出すには

 

周りが気がついて言いましょう。

 

・〇〇さんが掃除した後は、ホコリが一つもない

 

・整理整頓すごい上手

 

・〇〇さんっていつも笑顔で素敵です

 

・手が空くとおしゃべりじゃなく部屋の点検してますよね、見習います

 

・外の草取りしてくれたんですね、外まで気がつくなんて素敵です

 

といった感じです。

 

〇〇さんはすごいな〜、じゃなくて。

 

どうすごいのかを伝えましょう。

 

そして、人のいいところを探すことを意識してはどうでしょうか?

 

これって難しいですよ。

 

1000ピースのパズル。

 

1ピース欠けたパズルがあったら、欠けた1ピースに注目してしまいます。

 

1ピース欠けてるところに注目するのか。

 

欠けているのは愛嬌として他の999ピースできていることに注目するのか。

 

本当に難しい、無意識にできるもんじゃない。

 

だからこそ、人のいいところを見つけて伝えられる人って素敵なんです。

 

僕はみやこ内科クリニックが、そんな素敵な人たちばっかりになってくれるといいなって思ってます。

 

ちなみにこのパズルの話は、兄でもある院長が僕に言ったことです。

 

お前は人の特徴を笑いにすることに力入れすぎやわ。

 

その観察眼をもうちょいいいことに活かせって。

 

miyako-cl.jimdo.com

僕は子どもにきつい。それには大学時代のわがままな友人の教えがある

僕は自分でも子どもにはかなり厳しいと思ってます。

 

きっかけとなったのは。

 

「俺、やりたないもん。しんどいのしたくないもん。やりたい人がやり~な。」が口癖の我慢ができない友人の話でした。

 

金持ちの友人が話したこと

その友人は、ほんとにお金持ちで。

小学2年生の頃にカウンターだけの寿司屋に父親と行っていた。

 

まずは、こはだからやな。

 

白身の魚いって、濃いのいこう。

 

「大将、今日もええね」って小学2年生が足をブラブラさせながら寿司を食べる。

 

周囲はおっちゃんたちだらけ。

 

10貫ほど食べたら。

 

「食うた~、最後は芽ネギでしめやな!!」って言った瞬間。

 

隣にいた知らんおっちゃんに

 

「おら、調子に乗るなよ!!えらそうに!!」って怒られたそうです。

 

そういう時代だったのでね。酒も入ってるし。

 

この怒られたのはどうでもよくて。

 

「ビックリして、泣くの忘れたで。

おかんだったら怒られるから寿司屋行きたいって言わんけどな。

親父は何言うても大丈夫やったからさ。

好きなようにやってたら、隣のおっちゃんにどつかれた。

そりゃそうやな~。」

って笑いながら言っていた。

 

子どもの頃に友人は親でさえこいつ大丈夫こいつあかんって。

 

しっかり見極めていたわけです。

 

親父に育てられた友人はすくすくとわがままに育ちました。

 

僕もおもしろければいいって教育だったので、我慢と配慮が足りません。

 

大人になると注意なんてされないですから。

 

大人ならわかりますよね、居場所がなくなる。

 

僕は幸運にも指導してくれる方がいたり、居場所があるのでよかったですが。

 

我慢できないので人と一緒に住めません。

 

僕や友人のようになったらあかん。

 

そう考えると。

 

やっぱり大人は厳しいくらいでちょうどいい。

 

叩いたり、意地悪したりするのとは違いますよ。

 

今思い出す友人の言葉

 

「テレビのリモコンを食べなくなったら、もう判断ついてる。

食べれる食べれないがわかってるなら。

いいことも悪いこともわかるって。

ぎゃははははは。」

ねじのゆるみに気がついて直すっていいよね

これといったことじゃないんですが。

今日の一幕です。

「ジムチョー、子ども用のデスクセットが緩んでいるので締めたいんですけど。

六角レンチどこですか?」

 

これだけなんですけどね。

僕は緩んでいることに気がついたこと。

直すって行動してくれたこと。

さらに、「定期的に点検した方がいいですね」

改善案まで提案してくれたわけです。

 

うれしいですね、こういうところが。

 

「この前待合にあるデスクセット、緩んでいたので手で締めておきました。」

 

またうれしい。

 

こっそりやってくれていたんですね。

 

こちらこそ気がつかなくて、すんません。

 

いや~、ちょっとしたことですが。

 

「あれ?」って思って動くのって難しいんですよ。

 

あれって思うことが難しい。

 

あれって思う注意力がいるんですよ。

 

うちのクリニックは、マンガや絵や折り紙など。

 

わかりやすく素敵な部分もありますが。

 

こういった、「気がつくところ」が一番の素敵なところと思っております。

 

師匠はみやこ「できごとを報告されてもしゃーないねん。」

ハロウィンのはしゃぎ方がいまいちよくわからない。

どうもジムチョーです。

 

けっこうな頻度で。

「どうやって育てられたらあんたみたいになるの?」と決して褒め言葉とは思えない質問をされます。

 

それは見た目のことなのか、中身のことなのかって聞くと。

笑いながら、キャラクターと言われます。

見た目と中身の両方ってことね。

 

僕を育てたのはみやこ(母親)です。

その人に育てられたことを書きます。

f:id:ichiro-ishiguro:20171031221849j:plain

 

どうやって育てられたのか?

幼稚園の頃から毎日、それこそみやこ内科クリニックのように。

日曜だろうが祝日だろうが毎日毎日やっていたこと。

 

「今日何があったの?」という鬼のフリ。

 

これで、「幼稚園で折り紙で飛行機折ったよ。」なんて言おうもんなら。

 

「なんじゃそら。」と言われておやつなしです。

機嫌の悪いときにはどつかれる。

 

その時に言われたのが題名になっていることですね。

「できごとを報告されてもしゃーない。」

 

 数日後くらいかな、けっこう早かったです。

みやこと縄跳びで遊んだ話をしました。

 

「今日さ~、お母さんと縄跳びしたでしょ。

「お入りなさい」やったときね。

お母さん、そもそも一人でも縄跳びできひんやん。

自分が跳ぶことに必死でさ。

「お入りなさい!!」って言ってくれてるけど

跳び方がね、足開いてかえるみたいなんよ。

跳び方がへんてこりんでタイミングわからんし。

なにより必死の顔が怖すぎてよう入らんかった。」

 

って話をしたらみやこが「ははははは」って笑ったんですが。

「私のことをネタにするな!!」って言って、バーーーーンとやられる。

 

話すときに大事なこと

「できごとを言うだけじゃなくて。

自分がどう思ったのか話をするんだ」ってことを学んだんです。

 

そこから人間観察というか、ネタ探しをするようになって。

小学校にあがっても、勉強しないで先生の観察やら友だちの観察で必死。

おもしろくないと、ビンタが待ってるわけですからね。

勉強なんてやってられない。

それで勉強ができなくなったんですけどね。

 

ちなみに院長でもある兄は、家に帰ってくるとすぐに宿題をやる。

さすがのみやこも「今日何があった?」と聞くタイミングがなかったです。

 

こんな感じで育てられたので、こんな感じに育ちました。

 

次は、こう生きていきなさいと決意させられた話を書きます。

2日で人生が変わる「箱」の法則 決定版 人間関係のモヤモヤを解決するためにを読んだ

定期的に読書会というのに参加している。

 

どうもジムチョーです。

 

今回のテーマはこちらの本。

 

 

僕は人生うまくいく系の本はあまり手に取らないのですが。

読書会という機械に手に取って読んでみました。

 

内容を一言で言うと。

「人間関係を良くするためには、まずは自分の心を平和に保ちましょう」といったところでしょうか。

人間関係がうまくいっていない時は、自分が箱に入っている。

もしくは

 

具体的には。

 

「攻撃的になってるな〜。良くないな。」って思ったらやめよう。

 

「あの人のことを嫉妬しているな。と思ったら素直にすごいねって認めよう。」

 

「手助けしたいって思ったら、手助けをした方がいい。

 

手助けしなかったことを後で後悔するから。」

 

みたいな感じです。

 

人間関係って難しいとは思います。

まずは約束を守るとか挨拶とかの基本を心がけて。

後は、ご機嫌でいることくらいしか考えられない。

美味しいご飯を食べてあったかいお風呂に入って清潔な布団に入って寝る。

朝起きたら新聞を読む。

 

僕がやっていることです。これでだいたいご機嫌です。

新聞を読むのも?って思いますよね。

 

経済が好きってのもありますが。

新聞を読んでると、「勉強してるな、僕。いや〜、すごいね」って思えるんですよね。

新聞を読んだからなにって言われてもこれといってないです。

 

ご機嫌なことが多い僕ですが。

「人のことも考えなさい」と怒られることがめちゃくちゃ多い。

ってことは僕と関わる側は我慢してるのかもしれないですね。

 

ごめんなさい。

 

たまに悪気があります。