みやこの妹から言われる「あんた、小さい頃からずっと言ってるよ。」
仕事が終わって実家に戻ると、拍手が聞こえる。
なんやと覗きに行くと、みやこの妹とその長女が子どもを連れてきていました。
1歳って言ってましてね。
その子どもが、段差を登った。
すると「すご〜〜い」って拍手。
後ろ向きで歩くと
「すご〜〜い」って拍手。
しばらくそれの繰り返し。
何回も後ろ向きで歩く。
その度に「すご〜〜い」って拍手。
どこが?
わしできるよ。
「あんた、それ昔っから言ってるよね。
うちの長男にさ、ご飯食べて、えらいねって言ったら。
今だけぞ。
飯食うて褒められるのは今だけぞ。
って小学生の頃から言ってたよね。」とみやこの妹
ご飯食べても褒められないって知ってるからね。
僕、褒められないもの。
早く食べなさいって怒られるくらいで。
「あんた、ほんと。
小さい頃からずっとひねくれた文句を言ってるよね。」とみやこの妹。
本当のことだもの。
「それも言ってた。小さい頃からずっと同じ事言ってる。」とみやこの妹。
可愛げのないガキだったと言われてる気がする。
あかんあかん。
こっちは記憶がない頃の話だから。
終わらん終わらん。
この人、身内よりも石黒家に当たり厳しいのよね。