僕と新日本プロレスと 棚橋弘至選手の本を読んで思う
「愛してま~~~~す」って叫んでエアギターをする。
この人と言えば、背中を女性に刺された人。
だから「愛してま~~~~す」って叫ぶと。
「それを嫁に言ってやれ」と野次が飛んだ後に、笑いが起きる。
僕の記憶はそんなところでした。
高校生の頃に闘魂三銃士・nWoと四天王プロレスにはまったけど。
その後、大学生になるとプロレスを見なくなり。
お笑いやボクシングばかり。
ちなみに総合格闘技にははまりませんでした。
今ではそれにアメフトが加わっています。
でも、この一冊。
「愛してま~~~す」の棚橋選手が一生懸命プロレスのイメージをコツコツ変えていったという自伝。
人生の逆転とかじゃないです。
「人に会って知ってもらって応援してもらう。」
これを延々繰り返していた。地道です。
プロレスを盛り上げようって思ってやってるのに。
それでもコツコツ続ける。
マスクがかっこいいことを最大限に活かす為に。
ボテッとした体ではなく。
体を鍛えあげてボディービルダーのようにする。
ちょっとでもメディアに出る機会があれば出て。
一人でもプロレスに興味を持ってもらおうと全力の笑顔。
地方に行っては地元の人と交流してサイン会をしたり。
お客さんがいなくても、全力でプロレスをする。
行った人が「めちゃくちゃおもしろかった。行かなきゃ損だって」言いたくなるような試合をする。
それをコツコツ繰り返すこと、10年くらい。
レインメーカー オカダカズチカ選手の登場で女子人気がドーーン。
今はリング外での活動をメインにしてリングはオカダ選手と内藤選手たちが引っ張る。
そんな話ですが。
彼の一番すごいところ。この本を書けるくらい頭がいい。
ちゃんと勉強してるから言葉で伝えられるのは大きいです。
だって、プロレスから興味がなくなっていた僕が興味を持ったわけだし。
ってことを考えると勉強はしておいた方がいいな。
で、プロレスを見てみました。
全然違う。紙ふぶきの量が多すぎだろ。
選手見えないんだから。
オカダ選手が勝ったら。
戦ってない外道さんがスッとリングに上がって。
「レヴェルが違うんだよレヴェルが~~~」ってマイクパフォーマンス。
ええな、外道さん。この位置ええな~~。
外道さんは怪しい見た目と声がいい。
オカダ選手のインスタとかにも出て、いいねももらってるし。
ちなみに外道さんも本を出してる。
うまい人がやって、楽しませる。
個性の出し方というか、自分の生まれたその体をどう使うのか。
そんなことも学べるかな。
男前はしゃべらない方がいいし。
見た目がうん?っていう僕みたいな人間は、男前の横でしゃべった方がいい。
ほんじゃ!!