ジムチョーは、どんな時に体調が悪くなるの?
外に立ってるハンチングのおじさん、どうもジムチョーです。
今日の診療の最後の家族の方を見送ろうとすると。
院長が「スイミングスクールに行く?」
「行くか、熱出るやろ!!」
そう、石黒家ではスイミングスクールショックとして語られる僕のお話があります。
スイミングスクールショックとは
僕は、走ったり跳んだりするのはま~ま~得意。
球技はダメです。
一番あかんのは、水泳です。
ということで、夏休みのみの講習に小学一年生の時に行かさせられました。
それを決めたのは、この人。
そう、みやこ(おかん)です。
ちなみにみやこは運動神経は皆無、泳げません。
教えられないということで、入れられたわけです。
当時のスイミングスクールというのはね。
大学生のバイトが教えてて。
放り込みよるんです。
足つかへんから、俗に言う犬かきでプールサイドにつかまる。
また放り込まれる。
これがね、最後に一回足がつくところでやるなら。
それは楽しそう。
足がつかんところで放り込んだらあかんねん!!
必死でたどり着いたら、また放り込む。
アホかこいつ、泳がれへんからここにおんねん!!!!
こんな地獄が1週間続くんかえ。
あかん…
家に着く、ご飯食べれない。水いっぱい飲んだから。
寝る。寝たくない明日になるから。
起きた。体が動かない。
ここで私やりました。
熱が出たんです!!!!
体は動かないが、心の中はお祭り騒ぎ。
わっしょーい。
鬼でもあるみやこが休むと連絡。
僕はようやく眠りにつく。
起きたら熱が下がって、ご飯を食べる。
その時、みやこの妹に「みさい」というやつがいます。
おばさんですね。
こいつは、性格が悪い。
「スイミングスクール休んだ人は特訓だって。」と一言。
当時の僕は大人がブラックジョークなるものを言うとは思いませんでした。
ツッコミという武器もない僕にできること。
そう、熱を出す!!
熱がブワ~~~っと出たんです。
そこで、パタリと倒れた僕。
みやこがみさいにガチキレ。
「あんたが余計なこと言うから、熱出たでしょ!!
行かなくていい。もう行かなくていいから。」
みさいも「ごめんごめん、ウソだから。ごめん。
行かなくていいから。」
と言われた瞬間。
熱がす~~~っと引いた。
僕がパタリと倒れたのを見て笑っていたのが兄でもある院長。
これを石黒家ではスイミングスクールショックと言われ。
僕はピンチになるとガチで熱を出す器用なやつというレッテルを貼られ。
石黒家はこの話が大好きで。
たまに思い出しては。
「スイミングスクール行かせるぞ。
イヒヒヒヒヒヒ。」と親戚一同笑うのです。
他にも、おばさんと一緒に寝た話がありますが。
これはまた今度。