みやこ内科クリニック ジムチョーのブログ

春日井市で内科をやっているみやこ内科クリニックです。開業するまでのことや開業からのことをブログにしています。クリニックを開業したい方は参考にしてみてください。医療の可能性はまだまだあると思います。

久しぶりに泣いてしまいました

今日、クリニックを作り上げてくれた仲間が卒業していきました。

 

クリニックが終わって、外をブラブラと歩いて帰るときに。

 

グ~~って来てしまい、慌てて走って家に帰って泣きました。

 

僕は恋人にフラれても笑っちゃえる人間なのに泣くとはね。

 

辞める理由は。

 

嫌になってとかじゃなく。

 

前からやりたかったことをという前向きな理由

 

自信をつけての旅立ちなのでいいことなのですが。

 

なんというか。娘を嫁にやる気分というか。

 

辞めますと聞いてから。

 

顔にも口にも出してはいませんが。

 

決まらないでほしいなって心底思っていました。

 

やりたいことは応援する人間なのですが。

 

自分でも驚きですよ、本気で決まらないでくれって思ってましたからね。

 

 

 

どう思って仕事をしているかって。

 

小さいクリニックだとわかるんですよ。

 

一生懸命自分ができることをやろうってしてくれてるって。

 

バシバシ伝わってきます。

 

うちにいるスタッフは全員がそんな感じでして。

 

誰も欠けることなくやれたらな~~って思っていたのでね。

 

もう二度と会えないとかじゃないんですけど。

 

クリニックのスタッフじゃなくなってしまうのかって。

 

たったそれだけのことですが。

 

こんなに寂しいものだとは思わなかったです。

 

絵を描いてくださいとお願いして。

 

クリニックのロゴを描いてもらいました。

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素敵ですよね。

 

さっそくホームページのロゴを変更しました。

 

あ~、しばらくはちょっとしたきっかけで泣いてしまいます。

 

じゃあ、卒業したいって思わないようにさせろってことなんですけどね。

 

魅力的な職場だったら卒業を考えないですから。

 

がんばります。

 

彼女は器用な方なのでどこに行っても大丈夫だと思います。

 

今日は食事に行く予定だったのですが。

 

仕事が終わりそうにないから日にち変えてとメールが届きまして。

 

今日は話が弾む感じがしないのでラッキーです。

 

なんやねん、微妙に運がええの。

 

 

わしゃ子どもか!!って話

辛いこととか苦しいことを気合だけで乗り越えたことってあると思うねん、どうもジムチョーです。

 

たまに相談を受けるのですが。

 

僕の場合は、気合で乗り越えています。

 

今も気合です。

 

今日はクリニックの代名詞にもなりつつある。

 

もものたねと一月に一度のダラダラとクリニックについて振り返る日です。

 

クリニックのことだけじゃなく、あれこれとお話をします。

 

「ジムチョーって周りの人はすごくいい人ですよね。」

 

って言われたので。

 

人には恵まれてるよと答えました。

 

僕は、器の小さい人間とみんなにばれています。

 

すぐに怒るし。

 

水滴一滴で気持ち悪いと言ったりするのでね。

 

そのくせ、僕を訪ねてくる人が多い。

 

バーベキューをやってもてなしをしたり。

 

クリニックを案内したり。

 

意外と広い交友関係にびっくりしましたそうで。

 

そして周りの人がいい人ばかりなのに驚いたと。

 

「ジムチョー以外、全員まともな大人ですよね。」とも言っていました。

 

その通りだしね。

 

「一番ビックリしたのは、人の意見に耳を貸してるところ。

 

そして、ありがとうって言ってるところとか。

 

ジムチョーが人の意見を聞いてる姿を見て安心しましたよ。」

 

わしゃ子どもか。

 

聞くわ。

 

というかその前はどう思っててん。

 

人の話聞けないやつだなって思ってたってことやん。

  

これを友人に言うと。

 

ちゃんと注意してくれる人がいてよかったね。」と言われました。

 

ちょっと待ってくれ。

 

僕は、なんだ。

 

みんなに怒れられなあかんことしているのか。

 

そないまっとうな人間じゃないのか。

 

みんなに怒ってもらえてありがたいって思えって。

 

僕は自分がそんなにゆがんでるとは思ってないねんけど。

 

お天道様が見てると思って生きてるのだが。

 

自覚のない悪ほどタチの悪いものはないから。

 

だんだん怖くなってきた。

 

あかんことしてるなって思ったら。

 

言ってください。

院長が好きな話 僕を寝起きドッキリした時の話

明日で一周年という話を書こうとしたけどやめた、どうもジムチョーです。

 

たった一年じゃんかと思ってしまいましてね。まだ何もやってないのと同じじゃて。

 

院長は実の兄なんですが。

 

この院長が好きな話がスイミングスクールショックと寝起きドッキリです。

 

僕は小さい頃、寝ている時の癖がありまして。

 

みやこ(おかん)のおっぱいを触りながら寝る。

 

それとおねしょがあるのですが。

 

おねしょはまた今度。

 

みやこのを触りたかったわけじゃなく。

 

それしかなかったのと、僕には記憶がないんです。本当に寝てるから。

 

僕が幼稚園で兄が小学生のころ。

 

みさい(みやこの妹)の結婚式があり。

 

それの前日に旅館に親戚一同で宿泊。

 

僕が一番小さいので最初にみやこに添い寝で寝かされました。

 

すぐに寝る。

 

しばらくすると、不穏な雰囲気に目が覚める。

 

この光景は忘れへん。

 

大人が僕をニヤニヤしながら見てるわけですよ。

 

そのニヤニヤの中にみやこもいる。

 

なんで?

 

なんでみやこが上から見てんねん!!!!!!!!

 

ほな、僕が触ってるおっぱいはどうなってんねん。

 

恐る恐る見ると。

 

こっちにもニヤニヤとしたおばさんが。

 

誰や!!混乱ですよ。

 

通称名古屋のおばさんというおばあちゃんの妹。

 

その名古屋のおばさんの乳(おっぱいとは言いたくない)に僕の手が伸びてる。

 

うわ~~~~~~~~~~~~~。

 

僕は恐ろしくなり外に飛び出て行って泣きながら無我夢中で走りました。

 

大人に混じって、兄も大笑い。

 

その後、隙間に挟まっていたところを救出され。

 

またみんなと同じ部屋に。

 

これが地獄やねん。

 

酔っ払いのかっこうの餌食なわけです。

 

「おいおい、俺のを触ったりするなよ~~」っておもしろくもないおっさんにからかわれ。

 

名古屋のおばさんも「ごめんごめん」と言いながらまた添い寝しようとしよる。

 

さすがにするかボケ。

 

 

みやこに「なんで変わったんや、知ってるやん。」というと。

 

「触られるでって言ったら、触られたいって言うから。」

 

気持ち悪。聞かなきゃよかったと後悔したのを覚えてる。

 

後から聞いたら、名古屋のおばさんは商売をしていて子どもの寝かしつけとかをしたことがなく。

 

やってみたら、触られたからうれしくなったそうです。

 

そしてみんなを呼んで見せたそうで。

 

その方もすでに70歳。

 

元気でようしゃべる。

 

会うと必ずこの時のことを35年も経っているのにうれしそうにおしゃべりになられます。

 

そのおばさんがしゃべるたびに、兄はぎゃははははと笑い。

 

最後は決まって40歳になった僕に「触るか?」と言ってくる。

 

もうこのやりとりが35年続いています。

 

35年経っても院長は当時をうれしそうに振り返ります。

 

これほど語り継がれた35年と比べると。

 

まだまだ1年だなって思いますよ。

 

みやこが教える 資格を取るといい理由

最近ポツポツと人前でお話しする仕事や相談業を増やしている、どうもジムチョーです。

 

クリニックに専念しようと辞めたのですが。

 

クリニックをがんばったら、より頼まれるようになりました。

 

頼まれるってことはこんな僕でもお役に立てるってことなので、今はできる限り受けています。

 

そんな中、どんな資格を取るといいのかを聞かれることがあります。

 

なので、この人に聞いてみました。

 

みやこ(おかん)です。簿記三級を持ってます。

 

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この方は地味に簿記三級を持っていて。

 

取るきっかけもなかなかおもしろいのですが話すと長いので省略します。

 

資格は取ったほうがいいの?

 

「資格は取ったほうがええよ。

 

ないよりあった方がいいって理由ではないよ。」

 

ないよりあった方がいいのは当たり前やもんね。

 

あんたがその程度だったら、ご飯ご馳走せぇへんで。

 

「まかしとけ、チビスケ。

 

資格を取ったほうがいいのには理由がある。

 

取ったとき、うれしいんだ。

 

たかが簿記三級でも。」

 

うれしいよね、たかが簿記三級でも。

 

「こっちが言うのはええけど、簿記三級持ってないやつが言うな。

 

あのな。

 

目標を持ってがんばって。

 

少しずつ手ごたえを感じる楽しみ。

 

そして、資格を取ったときの喜び。

 

これは、がんばった人間にしかわからん。

 

簿記三級って言っても、周りはそれほど評価はしないよ。

 

ほんと、そうやねん。

 

でも、がんばった結果だから。

 

それでええねん。」

 

がんばった結果、取ったとしてよ。

 

だいたいが思ったような世界になれへんやん。

 

資格取っても人生変わらんしよ。

 

「そうやで。

 

人生は変わらん。

 

でも、ええねん。

 

プレッシャーを感じてがんばったってことがだな。

 

なんかの時に役に立つから。」

 

なんかの時て。

 

あっさいの~~。

 

さては、これといって役に立ってないな。

 

「あんた、本当に細かいよな。

 

ちゃんといちいち聞いてるしよ。

 

だから、モテへんねんって。

 

資格を取ったことよりもだ。

 

がんばり方がわかったことが成果だ。

 

がんばり方って大事やねん。

 

がんばり方を知ってると、調べたり悩んだりしたときの解決する力。

 

なんとかする力はつくから。

 

チビスケみたいにダラダラ生きてきた人間は資格を取ったほうがええねん。

 

はいはい、会計して、途中でビアー℃パパ買って帰ろう。」

 

ということだそうです。

 

資格よりもがんばった自分に期待して行動してねってことです。

 

資格はムダじゃないそうです。

 

ちなみに僕も資格はムダじゃないと思います。

 

 

早朝に診療している理由、僕が起業して困ったから

小さくて丸い、どうもジムチョーです。

 

院長でもある兄に。

 

ねぇ、早朝に診療ってしたらあかんの?

 

この一言に医師である兄は

 

「朝早くに病院に行く理由ある?

 

病気なら休むんじゃないの?」

 

医療的には正しいことですが。

 

休めないんです。

 

どうして休めないのか?

「信用をなくすかもしれないから」

 

これが僕の答えです。

 

クリニックの事務長ってイメージが強いですが。

 

僕は会社を一人で経営していて。

 

講師業や相談業をやっていました。

 

今は兼務していて、講師業は最近ポツポツと増やし始めました。

 

一人で仕事していると。

 

病気なので行けませんと言ったとしたら。

 

「おいおいおいおい。」

 

運営側の慌てぶりは、想像できるし。

 

「もう、次頼むのやめよう。」

 

仕事なくなってまうやん!!!

 

仕事がなくなるほど恐ろしいものはない。

 

毎日仕事がある方がずっと幸せです。

 

頼むのやめようなんて言う人はいないとは思いますけど。

 

ドタキャンがどれだけ周りが大変か知っていて。

 

仕事前に行ける病院があれば。

 

具合が悪くなってもあそこがあると。

 

この安心感たるや。

 

と兄に伝えたら。

 

「へ~~、じゃあ6時30分に診療したらいいのかな。」

 

こんな感じで6時30分になりました。

 

早朝っていうと、6時30分だろ。

 

という院長イメージです。

 

結果的にですが。

 

仕事休めないという方が、早朝に飛び込んで来られます。

 

驚いたのが学校の先生がけっこう多いです。

 

早朝診療は、僕が困っていたことを院長に言ったこともきっかけの1つです。

イオンで親子に驚かれる。もう自分がどこにいるのかわからんようになっている

なぜか登山に誘われる、どうもジムチョーです。

 

価値観とかが変わるからって誘い文句が多い。

 

それ言われるたびに、僕の価値観は直さないとあかんくらい迷惑かけてるんかなと思う。

 

いつか、登ろうと思います。

 

時期を言わねぇてことは登る気は今のところない。

 

クリニックに子ども連れが多くて。

 

4割は子ども連れです。子供が受診する場合もあれば、お母さんが受診したいから来る場合もある。

 

僕もクリニックにいる時は子どもに挨拶したり手を振ったりします。

 

こんなフリだったら、だいたい予想はできるか。

 

イオンに買い物に行くと、無意識に小学校低学年の子どもに手を振ってしまった。

 

子どもが、劇画チックな顔しながら

「あーーーーー、ママーーーーーー!!」

って叫んで手に持っていたお菓子を落とす。

 

お母さんもその子どもを見ながら劇画チックな顔で

「どうしたの~~~。」って言ってる。

 

それを見た僕も

 

「うわ~~~~~~~」って叫んだ。

 

どうしてかわからないけど、子どもが僕に手裏剣を持ってないのに。

 

手裏剣をシュシュってやってる。

 

お母さんは、僕が手を振ったことを知らないから。

 

子どもに「コラ」って言ってる。

 

 

おじさんに手を振られたら、そう思うわな。

 

危機管理能力があってよろしい。

 

クリニックに行って、院長でもある兄にローストビーフを渡す。

 

イオンのローストビーフが大好きでね。

 

渡してから、手を振ってみた。

 

「なんやねん、帰れや。」

 

子どもみたいに落とすかなって思ったけど。

 

おじさんはおじさんに驚かないみたいです。

あれから一年。まだ言う。

換気扇の掃除をしようとしたら、ちょうど届かなかった。どうもジムチョーです。

 

きみまろさんのあれから〇年ってネタのようですが。

 

これから一年経ちました。

 

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みえぎんビジネスプランコンテスト。

 

また言うんかって言われそうです。また言います。

 

今年も行われまして先日発表されていました。

 

ビジネスプランコンテスト結果

 

僕が一昔前の言い方するとドヤ顔で写っている。

 

あたかも自分のがんばりのようですが。

 

何回も言うのは理由があって。

 

僕じゃないんです。

 

院長が考え、よろず支援拠点さんがまとめ。

 

僕がしゃべって、表彰は僕が受けました。開院していたのでね。

 

スタッフのみんながあれこれ工夫をしたのを。

 

表彰式では写真つきで、また僕がおしゃべり。

 

マジで、ええとこだけを僕がやったんです。

 

他の方はしっかりと原稿にまとめているのに。

 

僕だけ手ぶらで出ていって、うわ~~ってしゃべったのが一年前。

 

その後、三重銀総研さんの尽力でテレビに出ることになります。

 

去年の今頃は電子カルテが届かないとわめいていた頃かな。

 

入れ替わりなどがありますが、スタッフが支えてくれて。

 

よろず支援拠点さんや三重銀総研さんがゴリゴリ背中を押してくれて。

 

開院してからは友人が応援がてらデモ患者をしてくれたり。

 

僕を振った女の子も来てくれたんです。すごいやろ。

 

受診した方が、口コミを広げてくれたりと。

 

それはそれは多くの方が応援してくれています。

 

何が言いたいのかって?

 

院長と僕がスポットライトを浴びることが多いです。

 

いろんな人のおかげで。

 

もうすでに、院長が考えていたクリニックよりいいクリニックになったってことです。

 

「医療が安定していたら地域に活気が出る。」

 

兄でもある院長は医療で街作りをしようとしています。

 

本気です。

 

まだまだですが、いろいろやってみます。

 

また、みんなにいろいろお願いに行きますのでよろしうお頼み申す。